「ニュートリックス退職デカの事件簿」打ち切りの理由が衝撃!キャスト変更と主題歌の情報も!

「ニュートリックス退職デカの事件簿」はイギリスで2003年から2015年まで放送された全12シーズンの刑事ドラマです。

今回は、この大人気ドラマの衝撃的な打ち切り理由を解説します!キャスト変更情報や、主題歌を誰が歌っているかもご紹介しますので是非チェックしてみてください。

 

ニュートリックス退職デカの事件簿の打ち切り理由が衝撃!

ニュートリックスはシーズン12で制作が打ち切りになりました。

打ち切りになった理由は?

それは、主要キャストが次々と降板してしまい、キャスト変更(別のキャラを投入)して続編を作ったものの以前のように面白いものを作れなかったからです!
主要キャスト4人のうち、最終的に4人全員が降板してしまったんですから衝撃です!

主要キャストのおさらい

衝撃の経緯を詳しく解説する前に、まずはニュートリックスの主要キャストのおさらいです。

退職デカ3人衆
・ ジャック・ハルフォード役のジェームス・ボラム
・ ブライアン・レイン役のアラン・アームストロング
・ ジェリー・スタンディング役のデニス・ウォーターマン

3人と組む刑事
・ サンドラ・プルマン警視役のアマンダ・レッドマン

ニュートリックスは、クセ強めな退職デカ3人とサンドラ警視が大暴れしながら事件を解決していくのが見どころでした。主要キャスト4人の化学反応がとてもユニークで大人気となりました。

でも、長く続くシーズンものというのは、どこかでマンネリになっちゃいますよね。制作側がマンネリ化をうまく避けることができなかったようで、主要キャストが次々と降板してしまうのです。

ニュートリックスキャスト降板の経緯

最初に降りたのは、ジャック役のジェームズ・ボラムです。
シーズン9の第1話でさようならとなりました。ジェームズとしてはシーズン8で降りたかったようですが、話の辻褄を合わせるためかシーズン9の冒頭だけ出てきます。
ジェームズは8年間ニュートリックスに出演してきたのですが、ドラマのフォーマットに面白みがなくなってきたことを理由に降板したとされています。
降板時に76歳と高齢だったので、面白いと思えないドラマづくりに時間と体力を使うのが嫌になったのかもしれません。

ちなみに、ジャックの最後はどうだったのかというと、末期がん療養という理由で警察を去ることになりました。ちょっとさみしい去り方となってしまいましたが、実際に一番高齢だったのでストーリーとして違和感はないですね。

余談ですが、ジャック役のジェームズ・ボラムのプライベートでの妻は、エスター・レイン役のスーザン・ジェイムソンなんですって!ドラマでは同僚の妻だけど本当は自分の妻、という面白い関係ですね。撮影現場がどんな雰囲気だったのか興味が湧きます。

ジャックの次に降板したのは、サンドラ役のアマンダ・レッドマンです。
アマンダは10年間、サンドラの役をつとめました。
「このドラマのことは好きだけれど、新しいことに挑戦しないといけない」と感じて、降板を願い出たそうです。相当前から降板の意思を示していたアマンダですが、大人気シリーズの主要キャストとしてファンに対して忠誠心を持っているとして、シーズン10の最後まではやり遂げました。

アマンダ降板のニュースの少しあと、今度はブライアン役のアラン・アームストロングが降板を表明します。
表向きは、「幸せな大家族のようだった。去るのはとても寂しい」と平和的な退場を装っていますが、実はこの少し前にひと悶着あったのです。それは、すでに降板したジェームズ・ボランを除く主要キャストたち3人がインタビューで脚本を痛烈に批判したこと!
キャストたちが言いたかったのは、
・ 破天荒な退職デカたちが大暴れするストーリーだったはずが、段々とキャラのクセが消えてお行儀の良いキャラになった
・ ストーリーが機能していない、魅力的ではない
ということだったようです。
台本をもらってがっかりすることが続いたのかもしれませんね。
事態を最悪なものとしたのは、このインタビュー記事を読んで、ニュートリックスの脚本家がSNSで応戦してしまったこと。「おまえら、脚本書いてないからそういうこと言えるんだ!」みたいに喧嘩を売ってしまいました。それで、アランが降りてしまったのです。

こうして、主要キャスト4人のうち3人がいなくなってしまうという、前代未聞の大波乱が起きました。

ニュートリックスのキャスト変更(新しいキャラの投入)はどうだったの?

3人いなくなったけど、ジェリーがまだいる!ということで、なんとかシーズンを続けることになり、次のように主要キャストの変更(新しいキャラの投入)がありました。

・ ジャックの後任として、スティーブ・マッカンデュー役:デニス・ローソン
・ ブライアンの後任として、ダニー・グリフィン役:ニコラス・リンドハースト
・ ジェリーだけはそのまま
・ サンドラの後任として、サーシャ・ミラー役:タムジン・アウスウェイト

ところが、最後の砦だったジェリーもシーズン12の最初に降板してしまいます!

ジェリー降板によってオリジナルの主要メンバー4人全員がいなくなってしまいました。もはや何のドラマだかわからない状態になり、さすがに続けられなくなって打ち切りとなりました。
最終回は、退職デカたちが所属するUCOSが解散になりメンバーたちもそれぞれの人生を歩み始めた、ということになっています。

キャスト変更(新しいキャラの投入)に関しては、上手くいったとの評価はされていないようです。
個人的にも、ジャックの代わりに来たスティーブは、ちょっとスマートな感じ過ぎると感じました。年齢の割に若く見えるし。
ちなみに、スティーブ役のデニス・ローソンは、ユアン・マクレガーの伯父さんだそうです。ユアンは、デニス伯父さんにあこがれて俳優を目指すようになったとか!

それから、ブライアンの後任のダニーはとにかくクセが弱い!若造すぎるっていうのもありますが、圧倒的に変人さが足りない、普通のいい人。
「クセ強で破天荒な退職デカ」がウリのドラマだったので、普通のいい人が来てもなあ⋯というガッカリ感が漂ってしまいました。

サンドラの代わりに来たサーシャも、とってつけたような設定で、人気者にはなりえませんでした。

このような衝撃的な経緯があり、大人気シリーズニュートリックスはシーズン12で打ち切りとなりました。

 

ニュートリックスの主題歌が最高!誰が歌ってるの?

ニュートリックスの主題歌といえば、「It’s Alright, It’s Okay」ですね!
つい鼻歌で歌ってしまいそうになる、一度聞いたら忘れられないこの主題歌。
歌っているのは、ジェリー・スタンディング役のデニス・ウォーターマンなんです!

1948年生まれのデニス・ウォーターマンは、子役の頃から俳優として活躍しています。
そればかりか、音楽の分野でも才能を発揮し、ドラマや映画の主題歌を多く歌ってきました。デニス自身がテリー役で出演していたイギリスドラマ「Minder」では、主題歌「I Could Be So Good For You」を歌い、全英チャートで3位という快挙を成し遂げたほどです。イギリスでは相当な有名人ですね!
日本でいうと、俳優もできて歌もうまい寺尾聰さんみたいなイメージでしょうか。

そんなデニスは、2022年に74歳でお亡くなりになっています。
10代の頃からエンタメの世界で活躍してきたデニス。実は、私生活ではバツ3で、最後は4番目の妻パムに看取られて安らかにお亡くなりになったそうです。
ニュートリックスのジェリーがバツ3だという設定は、デニスの私生活をフィーチャーしたものだったんですね!イギリスの視聴者たちはクスリと笑っていたに違いありません。
ジェリーことデニスの御冥福をお祈りしたいと思います。

 

 

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