今回は、赤楚衛二さん主演ドラマ「相続探偵」で三浦貴大さんの【歯】が衝撃!と話題になっている件を深堀りします。また、第2話のストーリー(ネタバレあり)&感想やキャスト情報もご紹介します。
第2話「その女、危険につき」は、実力派ゲストキャスト陣の演技が光る見逃し厳禁の回ですよ!是非チェックしてみてください。
第1話「或る小説家の遺言」の感想・ストーリー(ネタバレあり)、キャストの桜田ひよりさんについてはこちらの記事をどうぞ。
「相続探偵」三浦貴大の【歯】が衝撃!必見です!
相続探偵第2話は、実力派ゲストキャスト陣の演技が光るエピソードなんですが、一番衝撃を与えたのは最後の最後のシーンでした。
それは、ドラマの最後に登場する三浦貴大さん演じるハゲタカこと羽毛田香が初登場したシーン。
衝撃は、その容姿です。
きったないんです。実に。
「三浦貴大」っていう文字をキャスト欄で見ても、え?どこにいた?って思っちゃうほどに、すごい変わりよう。
特に衝撃なのが、三浦貴大さんの【歯】です。
絶対にヤニまみれ、口腔環境最悪でしょ、って思うような汚い【歯】でひゃっひゃと笑います。【歯】だけで、この人物の属性がわかるような見事な演技とメイク。
三浦貴大さんはいいとこの子なので絶対にもとはきれいな歯をしていらっしゃるはず。カメレオン俳優すぎます、三浦さん!(三浦貴大さんのご両親を知らない方はこのあとのキャスト情報をチェックしてください!)
だらだらとおやつを食べながらドラマを観ていた私でしたが、思わず歯を磨きに洗面所に行ったほどの衝撃でした(笑)
ハイエナに絡んでくるハゲタカに、ひきつづき、注目していきたいと思います!
「相続探偵」2話のストーリー(ネタバレあり)
殺人の証拠が欲しい、1000万円で
灰江七生のボロい事務所「灰江相続調査事務所」は今日も暇そうです。
令子は事務所が赤字だと大騒ぎ。
そこに、クライアントが訪ねてきます。
大国生命の社員・鬼頭倫と、恵蒜真琴(えびるまこと)というセーラー服の中学生です。
依頼内容は、
1000万円お支払いします。
殺人という証拠が欲しい。
手段は選び申さん。
という衝撃的なもの。
恵蒜の両親は離婚しており、実父である資産家の島村武三が先月死んだのですが、保険金3億円と遺産7億円の受取人は後妻の島村紗流(しまむら さりゅう)。
この紗流が、高額の保険金を複数回受け取った過去がある、保険業界では有名な「要注意受取人」だというのです。
それは間違いなく悪徳後妻業による殺人ですねえ。
片平なぎさと山村紅葉が出てくる案件ですよ!
と令子。
ところが、鬼頭いわく、死因は心筋梗塞。死体検案書を書いた医者は紗流に取り込まれていたようだったけれど、その後警察が司法解剖した結果他殺の所見はなく「完璧な突然死」でした。
遺言書や保険の契約書も、鑑定に出した結果100%本物。すべて完璧だったのです。
100%完璧な女
紗流が保険金を受け取るのは今回で4回目。
1回目と2回目と今回は、年上男性と結婚した後、男性が心筋梗塞で死亡するという同じパターン。ところが、3回目だけは大きく異なりました。養子縁組した八木和也という若い男性が、ダンプにひき逃げをされて内臓破裂で死亡したというのです。
証拠を集めるため、令子が家政婦として紗流の豪邸に潜入します。夫を失い食欲がなく、「スムージーとパンケーキしか食べれなぁい」という紗流。紗流の無垢そうな笑顔に、令子は思わずつぶやきます。
10億円のオヤジ転がし笑顔、パねえ!
さらに、白アリ駆除を理由に灰江と朝永も潜入し、家中を調査しあらゆるデータを収集していきます。家の中のあらゆる場所からサンプルを採取したものの、毒物の痕跡はゼロ。
ただ、灰江は、壁にかかった1枚の絵画を目にして、紗流には贋作の画家になれるほどの画力があることを知ります。また、紗流のスケッチブックには、養子和也の姿が多数描かれていました。そして、朝永がPCなどを解析したところ、紗流がウェブ上でロシア語で何やらやり取りをしていたことと、すでに次のターゲットと付き合い始めていることがわかりました。
他にも、紗流はホステス時代に客とうまくしゃべれないということで交換日記をよくしていた、恵蒜の父親とも交換日記をしていた、とわかります。
これらの情報を得て、灰江は真相に気づいたようです。
レオナルド・ダ・ヴィンチと同じ才能
紗流は、はやくも次なるターゲットである富豪の坂口医師と再婚しちゃいます。はやっ。魔性の女すごっ。
令子たちは、紗流と坂口の監視を続けます。一方の灰江七生は、高利貸の片山竜に多額の金を払い、何か相当ヤバそうなものを受け取ります。
紗流は今朝もミキサーでスムージーを作っています。その後、再婚相手の坂口が倒れます。
坂口が救急車で運ばれた後、大国生命の鬼頭と灰江たちは、紗流を訪ねます。新婚の夫が倒れたのに病院行かないんかーい、ゆったり自宅にいるんかーい、というツッコミはさておき、いよいよ灰江が、紗流の犯行の謎解きをします。
灰江は言います。紗流にはレオナルド・ダ・ヴィンチと同じ能力がある、と。
見たものすべてを画像として記憶にとどめることができ、その膨大なデータの蓄積から簡単に他人の筆跡を真似できるようになった。交換日記のおかげで。
朝永が調べ直したところ、僅かな筆圧の違いから、保険契約原本はすべて紗流が書いたものだとわかりました。
さらに灰江は、片山から仕入れた海外製の「名もなき毒」を紗流に見せます。日本の科学捜査で調べる二百以上の毒物とは異なる毒物なので、日本国内で使用されれば証拠が残らないものだそうです。
さきほど倒れた坂口の体内から同じ毒の成分がみつかったので、今朝のスムージーから同じ成分が検出されれば、スムージーの容器には坂口と紗流の指紋しか出ないのだから、紗流が毒物をスムージーに仕込んだことが証明できると、紗流を追い詰めます。
灰江はさらに続けます。
養子の和也と紗流は恋人同士だったのですが、和也が裏組織に殺されてしまったのだ、と。裏組織っていうのが突然出てくるので、いまいちわからないのですが、どうやら後妻業のノウハウがある裏組織のことらしいです。紗流はこの組織のメンバーのようです。まあ、そうじゃなければ「名もなき毒」を入手できないか。
裏組織では夫は必ず殺さないといけないルールなので、愛する和也とは養子縁組という形をとって裏組織から足を洗おうとしたようです。でもそんなことは許されず、和也は殺されてしまった。和也を殺すつもりがなかった紗流が和也の生命保険の契約書に代筆したとは思えないので、なんで和也に死亡保険金が掛けられていたんだろう⋯なーんて細かいことは言ってはだめです。
相続人の欠格事由にあたるので、恵蒜の父である島村さんの相続権はないと宣言する灰江に、真実を明らかにされて少し楽になったという紗流。そこには悪女の姿はなく、悲しく美しい女性がいるだけでした⋯
灰江たちの活躍で、大国生命は保険金支払い義務はなくなり、相続財産はすべて娘の恵蒜真琴にいくことになりました。めでたし、めでたし。
画面は変わって、夜の川辺。
1人佇む灰江に声を掛ける怪しげな男。
フリー記者の羽毛田香(はげたかおる)です。
羽毛田は関西弁で、
ハイエナ!
おかげさんで後妻業のルポ、連載決まりましたわ。
と言い、ひゃっひゃと笑います。
柄の悪そうな羽毛田は、灰江がまた前みたいに「汚いインチキ」をやらかしてくれたら記事にしてやると笑い、去っていきます。
羽毛田と灰江には過去に因縁がありそうです⋯次回以降のストーリーが楽しみです!
第2話の感想
美しい!ただただ圧倒的に美しい
後妻業の紗流が、とにかく美しい!今回はこれに尽きます。
上京直後にホステスをやっている場面の若々しい姿、その後ゴージャスになったホステス姿、スポーツカーを乗り回す悪女ぽい姿、自宅でリラックスウェアを着ている無垢な感じ、そして、灰江に真実を明かされ見せる寂しい女の涙。
え?透明感ありすぎません?向こう側透けて見えません?ってくらい綺麗でしたー。
第1話で桜田ひよりさんにやられてしまった私ですが、第2話では宮内ひとみさんにKOされてしまいました。ふぅ。
後妻業はちょっと既視感あり
後妻業っていうのは既視感がありありでした。裏組織の話も端折られすぎててよくわからなかったし。
とはいえ、現実のニュース見てると後妻業って本当にやってる人いるみたいですよね。警察に捕まるのなんて氷山の一角なのかもですね、怖いわあ。
謎解きの場面が早足すぎる
第1話でも感じたんですが、謎解きの前後はとても丁寧に描かれているのに、謎解きの場面がすごく早足なんです。ちょっと聞き逃したりすると、え?なに?何の話?ってくらいあっという間に真相が語られちゃいます。
今回も裏組織が⋯毒物が⋯のあたりが、早すぎてついていけませんでした。犯行の再現Vとかに予算が割けないのかもしれませんが、やっぱりミステリーの一番大事な部分なんですよね、謎解きは。そこがモヤッとします。コナンは謎解きの場面はちゃんとわかるように丁寧に説明してくれるじゃないですか。あれを見習ってよ、灰江さん。
「相続探偵」2話のキャスト
・ 島村(坂口)紗流(後妻業の女)
紗流を演じるのは宮内ひとみさんです。以前の芸名は、桜庭ななみさんでしたね。
1992年10月生まれ。2008年にデビューして以来、映画やドラマで活躍している俳優さんです。有名俳優なので見慣れたお顔なのですが、今回、年齢を重ねて美しさに磨きがかかったように感じました。
プライベートでは2023年に結婚されたようです。2024年に事務所を辞めて独立して、本名の宮内ひとみさんとして活動を始めたとのことです。宮内姓が旧姓かどうかはわかっていません。
・ 鬼頭倫(大国生命の社員、クライアント)
鬼頭を演じるのは、矢柴俊博(やしばとしひろ)さんです。
1971年10月生まれ。名脇役ですよね。演技には定評があり、どのような役でもこなせるオールラウンダーです。「脇役ファンタジスタ」を自称しているそうです。まさに!
・ 恵蒜真琴(えびるまこと)(資産家島村武三の実娘、クライアント)
恵蒜真琴を演じるのは、毎田暖乃(まいだのの)さんです。
2011年9月生まれ。大人っぽく見えましたが、まだ中学生なんですね。
ドラマの最後に泣くシーンを観たところ、演技派だとお見受けしました。調べたら、助演女優賞を受賞したことがあるようです。おそるべし!今後が楽しみです。
でも下の名前「暖乃」は、知らないと読めないと思う(笑)
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